“ZINE(ジン)”とは、50年代のサンフランシスコで詩人たちが
自分たちの詩をまとめて自費出版していたという歴史ある表現方法。
最近では日本でも自由な発想でアーティストを中心に作られています。
大手流通とは一線をひくもので元々は作り手たちがコピー機で出力し
ホッチキスでバチンと留め仲間にあげたり流通させていたそうです。
なので現在も大手の出版社とは根本的に違い、
大宣伝したり本屋に平積み!ということは、
まずない。
興味のないひとにはただの紙、
なかには異星人の言葉が全く理解出来ないものもあるでしょう。
専門誌ともまた違うのが、ジン。
だけれど、読み手の「ここが私のストライクゾーン!!」という場所に
ズボっとくるジンと出会ってしまったら、もう大変。
引っ越しても結婚してもずーっと手羽せない
貴重なものになることでしょう。
でも自分で意識して探さないと出会えない
まるでコロボックルのような存在ですが、
そこが、ジンが“マガ”ジンではないという所以なのです。
そんなわけで普通の本屋さんではまず手に入ることのない
ジンではありますが、変化球が好きな(?)
読み手を支持してる感度のいい本屋さんも存在し
そういうところでは、ジンコーナーなるものが
設けられたりしています。
またファッションとアートに強い原宿の
トウキョーカルチャート by BEAMSでは
今年もプロアマを問わず
ジンを募集しているようです。
(詳しくは
http://www.beams.co.jp/labels/detail/tokyo-cultuart)
スタジオフィッシュアイの発表している
“魚眼人”は「フィッシュアイ」(魚眼)のような広い視点で
嗅ぎ分けているひと(人)から嗅ぎつける人に
伝える手作りの雑誌(zine)を、
gyogan zine(魚眼人)と名付けました。
50年代に発祥したジンとは違った形ではありますが、
コンセプトはジンの仲間でいいのではないかなと思っています。
それでは明日以降、いよいよコラム
(創刊号 1st issue )を
紹介していきたいと思います。
また、ぜひ覗いてみてください。
そもそもジンとは…昨年末ジンスタイルの
「SEAWARD 」を発行した編集者の小山内隆氏が
ものすごくわかりやすく書いてくださったので、ここに
URLをコピーしておきます。
http://www.bluer.co/surfingnews/?p=19111魚眼人の応援メッセージが大半ですが、
ジンに興味のある方、必見です!
posted by 🐼スタッフ📝 at 22:12
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ジン 魚眼人gyoganzine
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